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クリパルヨガ ってどんなヨガ?〜ご参加者のご質問にお答えします〜

多岐にわたる、ヨガの流派や種類

「『くりぱる』って可愛い名前ですね!」
これは、品川区荏原文化センターで昨年7月からスタートしたご参加者の方からの感想です。

「くりぱる」って思っていたそうです(笑)。
確かに平仮名でかくと丸い字体が多く可愛らしい。

私は、名前を気にしたことがなかったから、クリパルヨガ には、名称の音からも「親しみをもたらしているんだ〜」と、嬉しくなりました。

今やヨガは、伝統的な流派のものから、パワーヨガ、リラックスヨガなど運動強度別、マタニティヨガ、キッズヨガなど対象者別、椅子ヨガ、陰ヨガ、骨盤ヨガなど対象を限定したスタイルなど多岐に渡っています。


たくさんヨガのある中で、クリパルヨガ ってどんな特長があるのか、大切にしていることをお伝えします。

クリパルヨガ は、心を今に置くことを大切にしています

みなさんは、ヨガをする目的はなんでしょうか?
運動不足解消、ストレス解消、アンチエイジング・・・
いろいろなかと思います。

クリパルヨガ では、こんなことを大切にしています。

クリパルヨガは、

完成されたポーズを目指すことよりも、
内面で実際に起きていることを

受け入れることを大切にしています。


このため、

自分への理解を深め、

人との関係を改善するなど、

セラピー的な要素があり、

体だけでなく、

心を大切にした暮らしを模索する人に

静かな支持を集めています。

「クリパル」とは

サンスクリット語で「慈しみ」という意味で、
その名の通り、

一人ひとりの体験を尊重すること、

日常に応用しやすく、

誰にでも安全に楽しめることが特徴です。

          HP:「クリパルヨガとは」より



 クリパルヨガ では、運動能力をあげるとか、体を柔らかくするとかを目的にしていません。
ヨガのポーズを手段に今の自分を感じとることを大切にしています。

例えば・・・
両腕を回すように動かし始めると、

座っているだけでは気づかなかった肩凝りを発見したり、
左右の肩の周り具合(可動域)に違いがあったり、
思ったより動かない、もしくは動くことに気付いたり、
腕を回しているのに、体側の突っ張りに気付いたり、

肩の動きは気づかぬうちに左右差がありますよね


体を動かしていると心も動くことがあります。
過去の出来事を思い返したり、もしくは未来の予定が気になり始めたり、

動きを通して自分の身体には心を含めていろんなことが起きます。
その起きていること一つひとつをただそのままに気付いて、感じます。

もちろん体を動かしますから、徐々にストレッチされて解れたり、柔らかくなることも同時に起きます。だた運動のように「筋肉を付ける」とか「柔軟性を高める」とかを目的にしておらず、動きから実際に起きている事実に気付いていく=今に心を置くことを目的にしています。
言い換えると、今に心を置くためにポーズをして身体に変化を起こしている。と言えるかと思います。

苦手なポーズではどうしていますか?〜ヨガは、心の癖も感じる時間〜


クリパルヨガ は、ポーズの完成形を目指すことよりも自分の身体に集中して、今の身体に合わせてヨガを行うことを大切にしていますので、危険な痛みや感覚、心に不安があるときは、ポーズから離れることを尊重しています。
誰にでも苦手なポーズや、柔軟性によってはやらない方が良い動きがあります。もしくは生理中や体調によってはやりたくない時もあるでしょう。

そんな時は、身体に聞きながら呼吸を使ってゆっく動き、同じポーズでも負荷の少ない方法でポーズに入るなど、自分の身体にポーズを合わせることをお伝えしています。もしくは、ポーズから一旦離れることも選択してもらっています。

身体に無理やりポーズを押し込まず、周りの人と違うことをする勇気を持って、身体に寄り添うことで心は安らぎ、安定します。

日々の暮らしでちょっと自分に目を向ける

12月は、心も身体も忙しなく動く時期ですね。
今年は特にコロナウイルスの感染状況が気になり、ネットやテレビなどの情報に心がざわつくことが多いです。
私も、小学生の子供がいるので日々の感染予防に気が張ったり、感染したときのことを考えると、今起こっているかのように心が揺らぎ、正直不安にかられます。
ある程度の情報収集は必要ですが、必要以上に収集せず、意図的にそこから心を離して今に戻ることを心がけています。

ですが私の心はとても厄介で、一旦不安にかられると次から次へと芋づる式に不安を探し始めてしまうのです。みなさんも一度くらい経験ありませんか?

ヨガはポーズをしながら身体に感覚が広がり、心を自分に向けるきっかけをくれます。
私たちの多くの不安や緊張など心の不安定感は、今起こっていない過去のことを悔やんだり、いまだ起きていない先の事を心配することで生じると言われています。


私は、ヨガをしたあと、どこか穏やかで、静まる自分に触れることがあります。
何かが大きく変わるわけではないですが、この居心地よいスペースが自分の中にあると知ってからは、暮らしの中で、ザワザワ心が騒ぐ時も、「これが私の全てではない、あのときのスペースもある。」と勇気付けられます。

身体を動かし心を感じて、自分を見つめる時間をぜひ一度体験してください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

私の学んでいる、クリパルヨガ 詳しくは、こちらクリパル・ジャパン  

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