年末恒例!個別お灸会申し込みスタート 
詳細はコチラ

ヨガ×東洋医学 秋のセルフケア ポイントは親指と手のひらの向き 

秋になると、乾燥から喉や鼻に不調を感じませんか?
ヨガの動きに東洋医学の知恵を取り入れて、元気に秋を過ごしましょう。

ポイントは、親指と手のひらの向き。
胸と肩の付け根あたりまで呼吸が入って、ふっと肩の力も抜けますよ!

記事を書いた人:星美和子 (鍼灸師&クリパルヨガ講師)
        鍼灸師として東洋医学の知恵をプラスしたヨガクラスを開催しています。
        プロフィールはこちら

秋の不調:呼吸器疾患・便秘・落ち込みやすい 

秋の経絡の特徴

 秋はバラード曲が似合う季節だと思いませんか?
なんとなく夏春と比べると、トーンの落ち着いた曲が聴きたくなったり、気持ちも物寂しく感じたり・・・。
自然に変化してるように思います。

それは自然界の一部である私たちの体が、季節の移ろいと共に変化し続けているからかもしれません。

秋の時期に合わせ体は、肺と大腸をケアしたい時期になります。

ヨガではどんなふうに秋の経絡を調えていくかというと・・・

秋の経絡(けいらく):腕、首筋、小鼻に通っています。

 肺の経絡(けいらく)は、胸〜腕〜親指。
大腸の経絡は、人差し指〜腕〜肩〜首〜小鼻
に通っています。

秋の経絡の流れをスムースにするためにヨガに応用できる動きは、
・親指を押し出しながら、腕を伸ばす。
・首まわりを心持ち伸ばしながら、曲げる、捻る。
・胸の隅々に呼吸を届けるように、胸にふか〜く呼吸する。
など。

今回は、私が体験して一番しっくり来た、
『たつのポーズ』をご紹介します。

秋のヨガ:たつのポーズ


ポイントは、「親指を床に突き刺すように押し出す」です。
腰が反りすぎないように、下腹部を気持ち締めてくださいね。

【やり方】

1、腰に手を当てて、足を腰幅に開く
2、左足を自分の足の長さ分、後ろに一歩
3、尾骨を下げて右膝を曲げ伸ばしして、右足首の上に右膝が来るところ(を目安)に膝を曲げてキープ
4、両手を体側にぶら下げて、
5、息を吸いながら手のひらをくるっと外向きに返して、
6、吐きながら親指を床に突き刺すように、伸ばす。2〜3呼吸キープ
7、最後は、吐く息で体を緩めて、左足を右足の横に戻す
8、逆の足でも同様に行う。

【慣れてきたら】
5で、手首を肩の付け根からもう一捻りしながら親指を伸ばす。:肩が外に開いて(外旋)胸がより広がります。

【注意点】
・足裏で床を押して下半身を安定させる。
・腰が反りすぎないように、尾骨を下げて、下腹を締める。

まとめ 

太極図

 夏から秋は、自然界の流れが陽から陰へと大きく変化しますので、身体も変化に乗っていけるよう、他の季節よりケアが大切な時期と言えます。
(私はこの時期によく持病の副鼻腔炎になりやすいです。)


 体を動かすヨガは、ハタヨガをいうジャンルに分類されます。
ハタヨガとは、
・ハ:太陽 陽気 ≒ 交感神経(緊張する作用)
・タ=月 陰気 ≒副交感神経(リラックスする作用)
・ヨガ=結ぶ・つなぐ


という意味があることからも、ヨガは体のバランスを整えるのに役立つと思います。

よろしかったら参考にしていただき、皆様のヨガライフに取り入れてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました!


オンラインヨガスケジュールはこちら

お申し込み・お問い合わせはこちら

タイトルとURLをコピーしました