「足が寒いんですが、靴下履いていいですか?」と、朝活ヨガご参加者からご質問をいただきました。
確かに、特に朝はヒヤッとしますよね。
でも立ちポーズオンリーの朝活ヨガでは、靴下を履いていると、滑って危険。
そこで、私が日頃のヨガで実践している、
足元ほかほかで、安定してポーズができる方法をお伝えします。
記事を書いた人:星美和子(鍼灸師・クリパルヨガ講師・せんねんきゅうセルフケアサポーター)
鍼灸治療室HOSHI ヨガ&セルフケアHOSHI主催
指先オープン&五本指ソックス&足裏に滑り止め付き
一つ目はこちら。
足先がオープンな五本指。
良い点は、立ちポーズの時に足の指に力が入りやすく、「指を広げよう!」と意識がしやすいです。
また、上のゴムが緩くクシュっとナチュラルに、足首周りを覆ってくれます。
難点は、大きく開脚したポーズの時は、ちょっとずれ落ちてくることも・・・。
でもその分、足の指に踏ん張るパワーが湧きますが、不安定さを感じたら、迷わず脱ぎましょう。
ちなみにこの靴下、夏場はビーサンもはけて重宝しています。
夏の足元の冷え対策にもおすすめです。
踵もツルツルに。
二つ目は、足首周りをおおう踵つきレッグウォーマー。
足の露出が多いので、前の五本指より安定感があり、足を大きく広げる立位のポーズでもずれ落ちる心配なく、ポーズが出来ます。
踵部分にジェルがついているタイプだと、同時にかかとケアにもなるおまけも!
私は、上記の2種類を年中愛用中です。
特に冬のヨガでは、ヨガ後にこの上から靴下履いて、日常生活に戻っています。
また、足首周りには女子の身体に大切なツボもたくさんあるんです。
妊活はもちろん、女性の健康と美容と関わるツボがたくさん!
写真は、うちくるぶし周りにあるツボを示したもの(一部です)。
よく、『首とつく部分は冷やすな。』と言いますよね。
東洋医学的には、
首:特に首の後ろには、寒気=風邪の元が入るところ。
手首・足首:主要なツボがあるところ。
足首周りには、婦人科や生殖器と関連があるツボが沢山あります。
妊活中の患者さんの鍼灸治療では、三陰交や太谿、イラストにはないですがうちくるぶしの下にある照海などに、鍼やお灸をしています。
体は冷えると強張りますよね?
気(=プラーナ)の流れも同じです。
ツボは、気の集まるポイントとも言えるので、固まって気の巡りが滞らないよう、冷やさずヨガをすることをオススメします。
腰痛や浮腫、不眠解消にも◎!日常から足首周りを温めよう。
足首ケアのことは、ずーっと患者さんには伝え続けてきました。
が、実はなかなか実践してもらえないのが実情。
理由は、
『手軽すぎて、やった感が薄い。』
から。笑
でもセルフケアって、日々の生活の中で大それたことではなく、ちょっとの工夫と心がけで出来ることなんです。
伝えて続け実践した患者さんからは、
「足元覆うだけで、こんなにぐっすり眠れるとは思わなかった。」
「もっと早くやっていればよかった〜!!」
なんて感想もいただきます。
今回はヨガ中の足元ケアとしてご紹介しました。
ぜひ取り入れて、
どんなヨガの体験になるか?
楽しんでくださいね。
そして冷えや浮腫、不眠がある方、そのままの足元で、日常生活を送って、体感してみて下さい。
こまめなセルフケア、一緒に続けていきましょう!
あなたのヒントになります様に・・・。
最後までお読みいただき有難うございました。