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無月経からの不妊治療を振り返る1

私が不妊治療をスタートしたのは2010年8月、気付くともう10年前。
鍼灸師なのに、自分が無月経を受け入れられるまで、こんなにかかってしまった。《祝10周年》という事で、記していきます。
同じように頑張っている方の助けになれば嬉しいです。

私の身体

(数値は、状態を知る目安として。)

●初潮:14歳

・と言っても1日だけ。
・少量の出血。(ナプキンを取り替える必要もなかった。)運動会当日の朝だったからよく覚えています。当時はブルマだったし、落ち着かなかったなぁ。

●月経周期

・ない。

・初潮後1年間は、3ヶ月毎、1日程度のごく少量の出血。

・高校16歳〜は、年に1回、1日程度のごく少量の出血。

月経量は、みんなこんなもん?って気にしていませんでした。小学生からバレーボール、陸上と、運動部に所属していたので、月経痛もなく、周期と試合の日程を気にすることもないのをむしろラッキーと思っていたくらいでした。

●通院履歴

①18歳:婦人科でホルモン値検査と内診。

・器質的疾患(卵巣や子宮の萎縮や変形)は、特に異常は見つからず、医師より「ストレスを無くして、様子をみましょう。」と言われました。初の婦人科は、母と行きました。内診の戸惑いや違和感は受け入れ難かったです。

そして医師より言われたのが、「ストレス。」器質的疾患がなかったのは良かったけど、自分が「弱い」といわれた様で、ショックでした。

②20歳~22歳:鍼灸師を目指し始めた頃。ヨガもスタート。

・18歳から月経様出血も無かったので、別の婦人科病院へいくも器質的疾患はなく、カウフマン療法を2回行う。 

・同時にトウキシャクヤクサン服用スタート。         

・カウフマン療法で、20歳で2回、24歳で2回来潮。今まで経験した事のない出血や痛み、違和感に襲われ、また鍼灸師を目指しているのに薬に頼っているやるせなさも募っていた。

③27歳:就職を機に一人暮らし。病院も行かなくなっていた。

・24歳〜再度婦人科へ。器質的疾患はなく、ホルモン値も少し低い程度。

・カウフマン療法をしたが、来潮せず。→2度無月経と診断。

当時を振り返って、思うこと。

国家試験に合格して鍼灸師となり、『鍼灸師として自分の体を実験台に東洋医学で無月経を克服したい!!』と、理想に鼻息荒くしていた頃。

自分の辛さをネタにしていると、心が安定している部分もあった。『変な使命感で律していた。』と今は、素直に思える。

このメモは、当時の様子を忘れないように書いていたもの。私が不妊治療を経て産休に入ったとき、後任の後輩に渡しました。

過去を振り返るってあまりしてこなかったですが、今を知ることに役立ちますね。

改めて読み返したら、いろいろ思い出してきました。


続きは、不妊治療を振り返る2>>

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