お灸って、「ライターの減りが早くて買い替えが面倒。」「ライターのチャイルドロックが硬くて、指が痛い。」という声を伺います。そこで私が愛用している、100円ショップで見つけたチャッカマン＆補充ガス、キャンドルをご紹介します。皆様のお灸ライフがより身近なものとなりますように！
書いた人：星美和子 鍼灸師・せんねんきゅうセルフケアサポーター・クリパルヨガ講師
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モグサを炭化させた、煙の少ないお灸は、火がつくまで時間がかかる
上の写真は、全てお灸ですが、ちょっと違いますよね？
金色のお灸は、お灸のもと（＝モグサ）を和紙で綴み筒状にした煙が出る一般的なお灸です。
一方、銀と緑色のお灸は、モグサを炭化させた煙が少ないタイプのお灸です。
私はお灸教室でも、往診先でも、自宅でも炭化タイプを使っています。
理由は、
・煙が少ないので、閉め切っている部屋でも使える。（6個までは、経験的に大丈夫です）
・香りが残りにくいので、往診先のご家族にお灸の香りが苦手な方がいらしても使いやすい。
・効果は、通常タイプのお灸と同じ
だからです。
しかし、『火が安定するまで時間がかかる』という難点があり、
「ライターの減りが激しい。」
「チャイルドロックがきつくて、つけられない。」との声を伺いました。
私もライターの減りについては、「ライターのゴミはどうにかならないかな」と、試行錯誤をしていました。
ある時、100円ショップでこんな商品に出会い、ゴミ問題も解消し、お灸教室の皆さんにもご紹介しています。
チャイルドロックが緩やかでつけやすい。補充ガスも売っています
チャッカマンは、ライターよりも大きいので、往診バック内でも見つけやすく、指先も痛くならないので、とても快適です。
ガスボンベで補充もできるので、ゴミが減り、気持ちも楽になりました。
ちょっとしたことですが、日々使うことを考えると、使いやすさ、コスト削減、環境にやさしいことが継続するきっかけになると思います。
キャンドルもセットで使うと、より癒されます！
我が家では、夜のお灸タイムには、上記のように火を灯したキャンドルを囲んで、各自お灸タイムを堪能しています。
いくつかのツボにお灸をする際などは、その都度チャッカマンで火をつけるより、手間も省け、ガスの節約にもなり効率が良いです。
さらにキャンドルのやさしい灯りは、スーッと心が鎮まるような、より静かな時間を過ごせるように思います。
実はこのアイディアは、お灸教室ご参加者からの
「キャンドルをひとつ灯して、みんなでお灸に火をつけたらどお？」
との一言からいただきました。
『みんなでキャンドルを囲んで、お灸』は、キャンプでの焚き火のように、自然と心が開き、皆さんとシェアし合える時間となりました。
当たり前に一緒にいる家族や友人の新しい一面が見える、素敵な時間になるかもしれませんね。
お灸ライフは、歯磨きのように習慣にしたい！
お灸教室を受けた数日は、やる気満々でも、億劫になる時期ってあると思います。
お灸が生活に馴染むよう、まずは上記のようなグッズも参考にして、「ゆっくりできる週末に、」
「夜の10分は、リラックスタイム」など楽しむ気持ちを忘れずに行ってくださいね。
そして、「飲みすぎて歯磨きせずに、寝ちゃった！」なんて日があるように、
「そういえば、昨日お灸しなかったから〜。」と翌日は、お灸を欲する身体になりますように！笑
最後までお読み頂きありがとうございました。
＊火を使うお灸は初めての方は、こちらもご参考にしてくださいね。
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