春先は、なんとなくスッキリしない。という声をよく伺います。
東洋医学で見る春の体調不良は、肝(臓)と気の巡りがポイントです。
不調は嬉しいものではないですが、体からの大切なサインです。
季節とともに変化する体に寄り添い、セルフケアをしましょう。
記事を書いた人: 星美和子
鍼灸師・クリパルヨガ講師・せんねんきゅうセルフケアサポーター
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春のケア:肝(肝臓)と胆(胆嚢)・気の巡りを促す

上記は東洋医学の眼鏡で見た、春に生じやすい不調です。
東洋医学では、自然界の一部である私たちの体は、季節と密接に関わっていると考えます。
体では目の充血や疲れ、こむらかえりや筋肉の張りなど、目や筋肉に不調が現れやすく、心では、感情が高ぶりやすく怒りが生じやすい特徴があります。
皆さんも思い当たる症状がありますか?

また春は、草木がぐんぐん上に伸びますよね。自然界の一部である私たちの体の中でも、気が上昇するので、イライラ、頭痛や肩こり、めまいなど、体の上の方に不調を感じやすくなるのです。
春先に質の良い睡眠が取れない方は、気のエネルギーが高まり過ぎているのかもしれません。
春の臓腑をケアし、気の巡りを促すツボを下記でご紹介します!
春のセルフお灸のツボ:太衝(たいしょう)

ツボ:太衝(たいしょう)
効果&作用:気の巡りを促す、上半身の気を下げる、冷えのぼせ(足が冷えて上半身が熱い症状)、月
経痛など
せんねんきゅう 貼るお灸太陽
◉やり方:週に2〜3回〜1日1回
セルフお灸が初めての方は、こちらの記事を参考にしてください。
おうちにあるものでok!初めてのせんねんきゅう準備&使い方
◉使用したお灸:せんねんきゅう煙の出ないお灸、火を使わない貼るお灸太陽
◉注意点:
☆貼るお灸 太陽の場合
貼ったまま厚手の靴下で靴を履くと擦れて、発熱剤が靴下に付着し汚れる場合があります。外出の
際は、靴の形状と靴下の厚さを確認してくださいね。
*汚れた場合:石鹸で手洗い後、洗濯機で洗うと落ちます!
まとめ:お灸の時間で体を感じるひと時を

足のツボにセルフお灸、いかがでしたでしょうか?
お灸を続けていると、熱の通り具合や温かさの広がり方、左右差など、同じツボへの施灸でも違いを体感します。
火を使うお灸の所要時間は、5〜7分。その間はテレビやスマホから離れ、「今日はどんなふうにお灸の熱を感じるか?」
と、体に染み入る温かさから、身体を感じる時間にしてほしいです。そうすることで体や心の変化にも自ずと目が向き、不調に早めに対処できる心も育まれます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
皆さんのセルフケアのヒントとなりますように。
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