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腰や背中の強張りに冬の経絡を意識してヨガしませんか?

 「腰が張ってくると、もも裏にも張りを感じるんです。」
と、腰痛持ちの患者さん。腰→足の張りなど、連鎖する不調は、経絡が関わっているかも!背面の強張りは、冬の経絡のケアがオススメ。マットなしで出来るアレンジポーズもご紹介します。


書いた人:星美和子(鍼灸師・せんねんきゅうセルフケアサポーター・クリパルヨガ講師)
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経絡とは、気の通り道。強張りは、気の巡りが停滞したサイン

膀胱経 目頭から足の薬指に流れる

 上記は、冬に調えたい経絡の一つ足の太陽膀胱経。鍼灸治療では、経絡上の痛みや張り、生理痛、不妊など生殖器系の疾患によく使います。
 経絡とは気の通り道で全身に張り巡らされていて、『気』を届けます。しかし疲れや緊張で、経絡の流れが阻害されると、気が行き渡らなくなり、痛みや強張りが現れます

それは川の途中に大きな石があるとその先に水は流れず、溢れた水で川が決壊するようなイメージです。大きな石を取り除き、きれいな水が流れ続く川となるよう、経絡を伸ばし、疲れや力みを手放し、気が巡る身体でいたいですね。

背面がよく伸びるポーズで経絡の停滞を解消し、気の巡りを活性化

 上記は下を向いた犬のポーズ。
ポイントは、腰の伸びを優先し、膝の伸ばし加減を調整すること、首肩はリラックス

やり方
1、両手足でしっかりマットをとらえて、尾骨を斜め後ろに持ち上げる。
2、左右交互に足踏みしながら、もも、膝、ふくらはぎ、アキレス腱の伸びを感じる。
3、両足同時にマットを押し、背中、足の伸びを感じながら、2〜3呼吸。

注意点
・腰の伸びを優先し、必要に応じて膝は曲げる。
・手のひらでもマットを押す。
・深い呼吸で味わう。

ポイント
・深い呼吸で、体の伸びを感じる。
・肩が力みやすくなるので力を抜く。

壁や椅子を使って、デスクワークの合間に実践!

 下向き犬のポーズ、日常生活バージョンです。
デスクワークの合間に2〜3呼吸行うと、足のむくみや腰の硬さが取れて、スッキリします。
ポイントは、腰の伸びを優先して前屈です。

やり方
1、椅子や壁に手をつき、体を支えられる距離に立つ。
2、息を吐きながら、腰を伸ばし続け上半身を前屈する。(必要な場合は膝を曲げる)
3、体の背面、腿裏の気持ち良い伸びを感じながら、2〜3呼吸。

注意点
1、手で壁や椅子をしっかり保持し、体を支える。
2、無理やり前屈しない。

効果
●足のむくみ解消
●腰&背中の張り解消
●頭がスッキリ

日々の身体の使い方、意識的にリセット!

この体制、心当たりないですか?↑

 冬に限らず背中や腰のコリは、日常茶飯事ですよね?
特に冬は体が冷えるので、座りっぱなしや朝の起き抜けなどに『グキッ』と腰や背中に痛みが走ることが起こりやすいです。
 大きな痛みは強張りは、日々の生活の積み重ね。疲れの負債が大きくなる前に、日々の中で精算したいですよね。

 目に見えない経絡は、感じることで見えてきます。強張りがヨガのポーズでどんなふうに響くのか?身体の声を知るきっかけに、いつものポーズに経絡の流れを感じてみて下さい。

 お読みいただきありがとうございました。

★上記のポーズは、11月のクラス内で練習します。
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